司法書士の業務には供託手続というものがあります。
登記以上に一般の方にはなじみのないものではないでしょうか。
例えば、家賃を払おうとしても大家さんが値上げした額でないと受け取ってくれない。「それならほっとこう」では駄目なわけで、「債務不履行だから出て行ってください」ということにもなりかねません。
そこで、債権者が受け取ってくれないので、代わりに供託所(法務局の中にあります)に預けることで、ちゃんと支払ってますよという扱いを受けられるようになります。
他にも供託を用いる手続きはいろいろあるのですが、今回は触れません。
さて本題です。供託も登記と同様にオンラインで申請できるのですが、申請情報の作成上のポイントを1点あげておきます。
紙の供託書ですと、供託者の下に代理人を書きますが、オンラインの申請情報には同じ感覚で記載したくてもその枠がありません。ですので、下記のように代表取締役の後に代理人を連続して書くようです。
供託所の表示 | 名古屋法務局●●支局 | |||
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供託者の 住所・氏名 |
住所又は 法人所在地 |
名古屋市●●区●●1丁目1番1号 | ||
氏名又は法人名 | 株式会社●●●● | |||
代表者(資格・氏名) 又は 代理人(住所・氏名) |
代表取締役 ●●●●名古屋市中村区名駅五丁目16番17号 花車ビル南館1号2階B号室 代理人 司法書士 福井克典 |
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□ 別添のとおり 2人目からは、ここをクリックして別添ファイルに入力してください。 | ||||
被供託者の 住所・氏名 |
住所又は 法人所在地 |
愛知県●●市●●町5番地5 | ||
氏名又は法人名 | ●●●● | |||
■ 別添のとおり 2人目からは、ここをクリックして別添ファイルに入力してください。 |
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