今回は古物商の変更届等についてのお話です。
古物商の許可を受けている会社では、役員変更や管理者の変更といったことが生じた都度、許可を受けている警察署に変更の届出をしなくてはいけません。
この変更届については、きちんと守られている会社様も多いのですが、許可証の書換申請を忘れる方が結構いらっしゃるようです。
※複数の都道府県に許可を受けて営業している会社様は、特にご注意ください。
例えば「商号変更」・「本店移転」・「役員変更」の届出は、いずれか1つの公安委員会(警察署)に届け出れば、他の公安委員会に通知されることになっているので、出し忘れの心配はあまりないのですが、許可証の書換えではこういった通知がされることはありません。
許可証は、交付されたら会社で管理しているわけですから、各公安委員会(警察署)に書換申請し、かつ許可証を現実にもって行かなければずっと古い状態のままとなってしまいます。
許可証には最新の事項が記載されていますか? お手元の許可証を一度ご確認ください。
許可証に記載されている事項は次のとおりです。
・氏名または名称(個人の場合は生年月日も) 会社であれば商号です。
・住所または居所 会社であれば本店の所在地番です。
・代表者の氏名
・代表者の住所
・行商 する・しない の別
以上です。
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